海外留学の目的は?インドの事情から考えてみる!

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インドの状況と日本の英語教育の
状況を見てきました。

日本の教育制度と英語教育!日本人の英語レベルを改善するには?

インドの教育制度のまとめ!インド人の教育熱心さと競争意識!

 

次に見ておきたいのは留学に対してです。

いったいいつ行ったら、そして、語学習得のみのためで
本当にいいのか考えてみます。

幼児期の外国での生活の経験は?

英語教育を小さな時から行うことによって
環境によっては英語を母国語のように扱うことが
できるようになります。

しかし、それは日本国内では
身につくことがなく、それを身に着けるためには
実際に英語環境のみで生活する必要が
出てきますね。

そうなってしまうと逆に日本語を
忘れてしまう、もしくは、使わないために
うまく使えなくなる懸念が生じます。

そのために、まずは日本語をシッカリと学んだ方が
良いという人がいるかと思いますが、
その主張は全く見当違いです。

特に、多言語の習得に対しては
早いほど身に付くスピードが速いため

低年齢の時にそうした環境に身を置くことが
その子の将来の言語習得について
容易にする可能性が出てくるのです。

家庭事情は様々でしょうが、
子供にとって、低年齢での外国の生活は
大きなメリットが生じるのです。

高校、大学での海外への留学は?

これには目的によって様々です。
その目的が、単なる語学留学のためであった
場合には、あまりお勧めできるようなことでは
ないのかもしれませんね。

なぜなら、語学留学によって英語に触れる機会は
増えますが、自分の知識としては、それほど
増えないからです。

そして、社会に出た時のことを考えると
その語学が堪能であっても専門的なことが
理解できないようなら、特定の分野でしか
活躍できないためです。

この年代以降で留学を志す場合は、日本の難関大学のような
場所へ留学するつもりで、シッカリと単位をとって
スキルを付ける目的で留学しなければいけないですね。

しかし、一般的に日本の大学よりも、海外の大学の
単位取得に関しては大変です。

そして、日本の大学のように講師が教えるだけの
講義というのはなく、議論して講義が進んでいきます。

そのための準備をシッカリしていなければならず
日本の学生生活とは違うことを認識しておかなけれななりませんね。

どちらしても、この年代の留学は
シッカリと自分の将来を見据えで、
単なる語学留学ではなく専門知識を
学ぶことを目的にしなければいけませんね。

インドへの留学は?

インドへの留学は学校のレベルによって様々です。
ただし、言えることは、インドは超学歴社会です。

小さなころからの過酷な競争に勝ち抜いてきいるため
有名校にはすごい人ばかり集まってきます。

もちろん、英語力は、世界のどこに行っても
流暢にコミュニケーションが取れるのです。

インドである程度の高度な教育を受けるとなると
過酷な競争にさらされるのでしょうね。

ただし、インドの教育は相対評価ではなく
絶対評価なので、成績が一定以上あれば
良い成績が得られます。

そして、多くの人が優秀な成績なのですね。

インド人の留学の状況は?

インド人は世界各地に進出していますよね。

高校卒業とともに海外の大学へ進学する人もいれば
大学卒業後大学院へ留学する人もいます。

非常に厳しい競争をしてきているので
そうした海外へ留学していく人は
総じて優秀な人が多いですね。

また、インド国内にもたくさんの有名校があって
毎年たくさんの人材が世界各地に供給されて
言っています。

私たちが住むアパートにも、周りには
たくさんのそうした人がいて、

アメリカに息子が、とか、カナダに、
オーストラリアに、イギリスにとか
言う人もいれば、

イギリスの大学に行って帰ってきてとか
アメリカの大学卒業して、戻ってきて
ビジネスをしているんだとか

インドに住んでいるインド人も、
海外生活を経験しているんですね。

そして、旦那がドバイで働いているとかで
海外に住んでいて、嫁と子供がインドだったり
子供が大学卒業してドバイに働きに行くとか

普通に海外へいって生活することが
身近になっているのです。

そんな意味で、英語が公用語として使われている
国では、言語の違いによる海外の障害は
全く見られず、

日本の海外への認識とは全く違いますね。

インドでは自分の将来のために、
海外へ出ていくのです。

それが留学であることもあるし仕事をするためにです。

まとめ

海外への留学に関してインドの状況も考慮して
見てきましたが、

やはり、英語が公用語であるインドでは
非常にたくさんの人が、海外へ行くのです。

それは、言語の問題がほとんどないことに加えて
厳しい競争を潜り抜けているからこそ、どこの国へ行っても
うまくやっていけるスキルが身についているからなのです。

日本の英語教育では、とても英語を、そういった英語を
公用語として使っている人と同じように
扱うことができるようには思えません。

そのためにも、日本国内でも十分に頑張って英語力を上げて、
知識を上げるためにも海外の学校へ留学することが
必要になるのでしょうね。

もちろん、義務教育のころから海外生活なら
その地域の競争に巻き込まれて鍛えられます。

自分のスキルアップなど将来のことを見据えると
どこかのタイミングで、厳しい競争に
曝される必要があるのかもしれませんね。

 

 

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