オーガニックコットンとは?3年以上の無農薬栽培が必要!

オーガニックコットン

オーガニックコットンってなに?

体によさそうな響きですよね。

オーガニックだから有機栽培で
育ったコットンかなと感じますが、
実際に調べてみると様々な制約が
あるようです。

ここでは、オーガニックコットンに
ついてまとめました。

オーガニックコットンであるためには?

オーガニックコットンを作るためには、
コットンを育てる土壌が3年以上農薬を
使わずに育てていなければいけません。

オーガニックで作るためには、
これまで用いてきた農薬を用いた害虫の処理や、
草を除去することはできないのです。

そして、オーガニックコットンとして
売り出すまでの3年間に、生産したものは
オーガニックとして取り扱えません。

オーガニックの農法に変える場合には、
農薬を使用していた時よりも生産量は
確実に落ちるのです。

オーガニックコットンよりも従来の
コットンの値段は低いので生産量が

下がってうことから、コットンの生産者は
3年間の移行期間を乗り切ることが
できないのです。

多くの農園では従来のコットンを
作り続けているのが実情です。

また、単純に農薬を使わなければいいわけ
ではなく、土壌作り、害虫処理、雑草処理を
農薬以外の手段で行わなければいけないので
しっかりとしたノウハウがなければ
実現できません。

オーガニックコットンとは生産者が
従来の農法からオーガニックの農法へ
変換することに成功できた例なのです。

従来のコットンの問題点

農薬を使った害虫の除去や、除草剤を
使用した除草はインド国内では一般的な
ことです。

最も大きな問題点は、農薬を使用する
ときに十分な知識のない農村の人たちは、

農薬を防護することなく、薄着、かつ、
素手で農薬を取り扱い、農薬を体に
取り入れてしまっていることです。

そうした状況が続くと、生産者の中には
農薬のよって体を蝕まれた人が出てくるのです。

また、貧しい農村では生産活動に子供たちが
かかわっていることがあります。

貧しいがゆえに働く必要があり
そのために 教育を受けられなくなります。
そして、体も病気になっていくのです。

こうした状況を回避するためにも、
オーガニックコットンとして認証されるための

条件として、強制労働をしていないこと
子供が労働にかかわっていないことを
組み込んでいるのです。

そして、オーガニックコットンンお代金の
一部には、そうした教育を受けることができない
児童への支援に回るお金が含まれているのです。

オーガニックコットンを使用することによって
教育を受けられない児童の復学のチャンスを
与える活動に貢献することができるのです。

従来のコットンとオーガニックコットンの違い

従来のコットンの収穫後のコットン中からは
化学分析ではほとんど農薬は検出されません。

しかし、それでも肌に敏感な方の中には、
検出されない程度の化学薬品でも体に変調を
及ぼす場合があるのが現実なのです。

そして、生まれたばかりの赤ちゃんや、
肌に敏感な小さなお子さんが反応しないとも
限らないのです。

厳密にはオーガニックコットンと従来のコットンの
違いはありません。

肌触りに対しても、同じように布の織り方や染め方を
指定すれば。ほぼ同じものがでくるのです。

それでもオーガニックコットンは人と環境のために
メリットがあることを忘れてはいけません。

オーガニックコットンの染料は?

オーガニックコットンを使っていても、
発光の良い石油から作られた染料を用いて
製造されている衣料品も多数あります。

そして、従来のコットンでは、多くの
製品が化学薬品を用いた染料を用いています。

そのために、オーガニックコットン
というだけでは、有害な化学薬品を使用しているか
否かは判別付きません。

そのために、こだわって選びたい方に
とっては何を使っているのか把握している
信頼できる所から購入することが最善の
方法なのです。

オーガニックコットンは本当にトレイサビリティーが可能なのか?

オーガニックコットンはその生産地が
どこであるのか、また、どういった工程を経て
その製品が作られたのか経緯を追えるように
記録されています。

しかし、それは大手の一括して生産ができる
ところに限られるのです。

オーガニックの認証を得られる施設であっても、
一つの工場で布地を折るところから、染めて、
プリントして、裁断して縫製まですべて行われている
わけではありません。

どこから購入しているかを公にする工場は少なく
すべての工程を確認することは工場側との
信頼関係によってオーガニックコットンで
あることが示されるのが実情です。

しかし、私たちは、製品に使われる材料も
自然素材にこだわり人にやさしい素材を
使うようにこだわります。

というのも、ボタンに金属を使ったり、
プラスティック製品を使ったりというのは
避けて通ることができないものなのです。

化学薬品を全く使わないというのも、
現実はできることではなく、昔からよく
知られている化学薬品を使用することもあります。

そして、トレーサビリティーはありますが、
詳細までは把握することは非常に難しいのが
実情なのです。

オーガニックコットンのまとめ

オーガニックコットンは、従来のコットンと
比べてもほとんど製品に違いはありません。

ただし、それは敏感な肌でない人にとってであり、
生産者にとってはオーガニックコットンを
作り続けた方が生産者の健康を守るため、

その土壌の環境のため、そして何より、貧しい
児童への強制労働を防ぐという意味で
メリットは大きいのです。

健康面はもちろんのこと、収入面についても
価格が高い値段で安定する為、オーガニックコットンの
方が生産者にとって安定するのです。

そして、オリジナルデザインを取り扱う私たちも、
オーガニックコットンを取り扱う意義を感じることが
できるのです。

その製品を皆さんにお届けしたいと思います。

 

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